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ABS Wavesight™とAscenz Marorka、サウジアラビアの石油ガス業界のデジタル化で提携

ヒューストン)- ABSの関連企業でSaas型海運ソフトウェア企業であるABS Wavesight™ と、GTTグループの一員であり世界で信頼されるエンドツーエンドの海運デジタルソリューションのプロバイダー企業である Ascenz Marorkaは、本日、サウジアラビアの石油・ガスのオフショアセクターにおける海運デジタル化の取り組みを支援するための提携を発表しました。この提携は、ABS Wavesightの Nautical Systems™とAscenz MarorkaのSmart Electronic Fuel Monitoring System (EFMS)を連携させて、このセクターの企業が経営のあらゆる側面で包括的なインサイトを獲得できるよう支援します。

ABS Wavesightの最高経営責任者(CEO)Paul Sellsは次のように語っています。「ABS Wavesightは、海運の未来はコラボレーション、すなわちセクター間や業界リーダー間の協力にあると強く信じています。ですから、私たちは同業他社と協力し、そこから学び、システムを接続して堅固なデータを提供することで、船舶運営事業の効率化の促進に取り組みます。Ascenz Marorkaと連携することで、接続機能の利用が進んだ海運の新時代を導くのみならず、持続可能性が高い地球の未来につなげます」

今回の合意に従い、両社はサウジアラビアの石油・ガス・オフショアの事業を支援する相補型ソリューションへの取り組みを進めます。ABS WavesightのNautical Systemsは、強力なデジタル航海日誌ソリューションであるNS eLogs™を利用することで、クラス最高の航行の最適化と管理のツールの実現をめざします。これに加え、世界のオイルメジャーが認めるAscenz Marorkaの船上・船外の Smart EFMSが燃料消費と性能の監視を可能にし、正確かつ包括的なインサイトを豊富に得ることができます。

GTTのデジタル担当副社長であるAnouar Kiassi氏は次のように述べています。「情報に基づく意思決定は、信頼できるデータセットがあってこそ可能になるのです。正確な燃料のトラッキング、補給や性能に関する高度なインサイトがなくては、根拠の乏しい仮定からしか判断できなくなります。ネットワーク接続された船舶が増えているのも、その事実を裏付けています。ABS WavesightとAscenz Marorkaは両社とも、優れたモニタリングと状況に即した分析が船舶運用者にもたらすメリットを十分に認識しています。この信念こそが両社の連携の核心部分です」。

ABS Wavesightの船舶航行最適化ツールのポートフォリオについては、当社のウェブサイトで詳しく説明しています。

ABS Wavesightについて

ABS Wavesight™はABSの関連企業であり、海運技術業界のグローバルリーダーとして、デジタル化を通じた海上輸送の脱炭素化を推進しています。業界屈指のMy Digital Fleet™とNautical Systems®のプラットフォームが収めた成功を基盤とする主力プログラムにより、海運企業に画期的なフリート管理ソフトウェアを提供して、船舶運航の信頼性とパフォーマンスを向上させます。ABS Wavesightのポートフォリオは、クラス最高水準の独自技術とサードパーティー技術を統合するもので、フリート運行管理のあらゆる側面に比類ないインサイトを提供します。2020年のリリース以来、My Digital Fleetは、リアルタイムのデータに基づくインサイトを提供して、クライアントのフリート運用の効率化、コスト削減、リスク管理を支援しています。

Ascenz Marorkaについて

AscenzとMarorkaは長年にわたり、それぞれ世界の船舶所有者や傭船者に幅広いソリューションを提供しています。海運業界のデジタル化やエネルギー転換を支援し、持続可能な世界の構築に貢献しています。

Ascenz Marorkaは、海運業界のデジタル化におけるパイオニア企業2社の連携の成果です。Ascenzは電子燃料管理に幅広い経験を持つシンガポールの企業であり、Marorkaは船舶の性能管理を専門とするアイスランドの企業です。

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